メモを取らない人が仕事で損をする理由|理解したつもりが一番危ない

仕事術

「メモを取ってね」

新入社員の頃、

一度は言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

メモを取るイメージ

でも正直、

私はあまりメモを取るタイプではありませんでした。

「頭で覚えればいい」
「実際にやれば覚える」
「わざわざノートに書く意味ある?」

そんなふうに思っていました。

しかし今振り返ると、

あの頃の私は、

理解したつもり

になっていただけでした。

そして結果的に、

・同じことを何度も聞く
・仕事でミスをする
・上司や同僚の時間を奪う

そんな状態になっていたのです。

今思うと、

かなり迷惑をかけていたと思います。

でも当時は、

「分かったつもり」

になっていたんですよね。

実際に仕事をしてみると、

細かい手順や注意点を全然覚えていない。

そのたびに、

また人に聞いてしまう。

そんなことを繰り返していました。

仕事で悩むイメージ

今回は、

なぜ仕事ができる人ほどメモを取るのか

について、

私自身の失敗談も交えながらお話ししたいと思います。

今回の記事を書くにあたって参考にした本

もしご興味があれば、

ぜひ読んでみてくださいね。

また、

本を読むことで、

私自身かなり考え方が変わりました。

読書についてはこちらの記事でも詳しく書いています。

メモの目的について

メモの目的は「忘れないため」

学生時代、

授業で先生が黒板に書いた内容をノートに写していたと思います。

なぜノートを取っていたのでしょうか。

おそらく、多くの人は、

「テスト前に見返すため」
「重要なことを忘れないため」

ですよね。

社会人のメモも、基本的には同じです。

つまり、

メモを取る目的の1つは“復習”

です。

人は想像以上に忘れます。

その場では理解したつもりでも、

翌日には抜けています。

だからこそ、

後から思い出せるように書いておく必要があるわけです。

でも、

本当に重要なのはそこではありません。

メモの本当の価値は「理解不足」に気づけること

私が社会人になって気づいたのは、

メモは“記録”ではなく、“理解確認”

だということです。

例えば、

上司から仕事を教わっているとき。

その場では、

「なるほど、わかりました」

と思っていても、

実際にメモを書こうとすると、

「…あれ?これ何だっけ?」
「つまり何をするんだ?」
「この順番で合ってる?」

と、

急に手が止まることがあります。

これは、

自分が理解していない証拠

です。

つまりメモを取ることで、

“わかったつもり”

を防ぐことができるんですね。

逆に言えば、

メモを取らないと、

自分が理解していないことにすら気づけません。

私はこれでかなり失敗しました。

「覚えればいい」と思っていた結果

昔の私は、

「実際にやれば覚える」
「その場で理解したから大丈夫」

と思っていました。

しかし実際は、

・後からわからなくなる
・また同じことを聞く
・さらに忘れる

を繰り返していました。

今思うと、

かなり上司や同僚の時間を奪っていたと思います。

もちろん、

質問すること自体は悪いことではありません。

ただ、

“一度教わったことを何度も聞く”

状態は、

周囲からの信頼にも影響します。

だからこそ、

メモは大事なんです。

メモを取ることは「相手への敬意」でもある

学校の授業を思い出してください。

先生が板書しているのに、

誰もノートを取っていなかったらどうでしょうか。

おそらく、

「ちゃんと聞いてる?」

と思われても仕方ありません。

仕事でも同じです。

メモを取らないと、

「この人、本当に聞いてるのかな?」

という印象を相手に与えてしまうことがあります。

逆に、

しっかりメモを取っている人は、

・ちゃんと聞いている
・学ぼうとしている
・真剣に向き合っている

という印象になります。

つまりメモは、

自分のためだけではなく、相手への思いやりでもある

んですね。

仕事ができる人ほどメモを取る理由

実際、仕事ができる人ほど、よくメモを取っている

ただ、ここで面白いのは、

何でもかんでも書いているわけではない

ということです。

むしろ、

「これは後で使えそう」
「この考え方は重要だな」
「ここは忘れると危険そうだ」

というように、重要な情報を選んでメモしている印象があります。

つまり、

メモを取る習慣そのものが、情報を見る目を育てている

とも言えるのではないでしょうか。

これは「カラーバス効果」とも少し似ています。

例えば、

「赤い車が欲しい」

と思った途端に、街中の赤い車が目につくようになることがあります。

人間は、

自分が意識している情報ほど見つけやすくなる

生き物なんですよね。

だからこそ、

「仕事で役立つ情報を拾おう」

という意識を持っている人ほど、自然と学びのチャンスを見つけやすくなるのだと思います。

メモは「考える力」を育てる

最近は、

「録音すればいい」
「AIに要約してもらえばいい」

という時代になりました。

実際、とても便利だと思います。

私自身もAIはよく活用しています。

ただ、

自分で書きながら考える

という行為には、また別の価値があると感じています。

メモを取るときは、

・何が重要なのか
・どう整理するのか
・どう理解するのか

を自然と考えることになります。

ただ情報を書き写しているようでいて、実は頭の中ではかなり考えているんですよね。

だからこそ、

メモは知識を残すだけでなく、思考を整理するトレーニングにもなる

のだと思います。

実際、手書きの方が記憶に残りやすいという研究もあります。

もちろん、すべて手書きである必要はありません。

スマホでもパソコンでも構いません。

大切なのは、

自分の頭で整理しながら残すこと

だと思っています。

だからこそ、仕事ができる人ほど今でもメモを大切にしているのではないでしょうか。

まとめ|メモは「覚えるため」だけではない

私は昔、

「メモなんて取らなくても大丈夫」

と思っていました。

でも実際には、

メモを取らないことで、
「理解していない自分」に気づけていなかった

のです。

当時は、

「分かったつもり」

になっていただけでした。

実際に仕事をやろうとして初めて、

「あれ、どうやるんだっけ?」

と手が止まることも多かったです。

今振り返ると、メモは単なる記録ではありませんでした。

メモには、

・忘れないため
・理解不足に気づくため
・思考を整理するため
・相手への敬意を示すため

という大切な役割があります。

だからこそ、

仕事ができる人ほど自然とメモを取っているのだと思います。

もし今、

「仕事で同じことを何度も聞いてしまう」
「覚えたつもりなのに抜けてしまう」
「仕事で注意されることが多い」

と感じているなら、

まずは特別なスキルを身につける前に、

「メモを取る習慣」

から変えてみるのも一つの方法かもしれません。

小さなことに見えますが、

積み重なると仕事の理解度や成長スピードは大きく変わります。

私自身、もっと早くその大切さに気づいていれば良かったなと思っています。